書籍紹介

適正在庫の考え方・求め方

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著者 : 勝呂隆男
出版社 : 日刊工業新聞社

なぜ在庫管理の本が…?と思ったあなたにこそ読んでほしい1冊です。在庫管理は統計学応用の花形。あなたが今日買った靴や服にも、靴屋さんや服屋さんにいくために今日乗った駅の券売機のお釣りの管理 にも応用されている適正在庫の理論が、豊富な事例と共に楽しく学べます。Excel 操作の解説も詳しいの で現場の方もすぐ使えます。分かりやすくて役に立つ、お得感たっぷりの1冊です。

解析入門I・II

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著者: 杉浦光夫
出版社: 岩波出版

今は教科書として指定されることも少なくなりましたが、かつて数学科学生が初めてぶつかる「硬派な数学書」の定番と言えば本書でした。2 巻の中で実数論から複素解析まで密度濃く記載されているので最初は時間と集中力を要するかもしれませんが、論理展開を飛ばさず一歩一歩根気強く読み進めて下さい。1 巻目を読み終える頃には数学書に取り組む際の「基本的な構え」が養成されているはずです。学部 1・2 年生の長期休みに読むのがお薦めです。

回帰分析とその応用

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著者 : ウォナコット
出版社 : 現代数学社

最も有名な多変量解析手法であり、ビジネスでも頻繁に使われる手法である回帰分析ですが、その詳細を理解している方は意外に少ないのではないでしょうか。本書は「痒い所に手が届く」回帰分析入門書の決定版です。通常の単回帰分析や重回帰分析はもちろん、時系列解析やベイジアン推定等、回帰分析の幅広い応用例も詳細に掲載されています。回帰分析には推測統計と多変量解析のエッセンスが詰め込まれていることを納得できるでしょう。

確率論

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著者 : 伊藤清
出版社 : 岩波書店

あまりにも有名な確率論の基本書です。本書を読むと、確率論が厳密に定義された概念により体系化された首尾一貫した分野であることを実感できるでしょう。「確率変数」や「母集団」という言葉に曖昧さを感じられている方にはとくにお薦めです。ルベーグ積分未習の方はルベーグ積分あるいは測度論の入門書と伴走して読まれると良いと思います。

戦略的データサイエンス入門

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著者 : Foster Provost 他
出版社 : オライリー・ジャパン

データ分析のフローとデータサイエンスの基本コンセプトが非常によくまとまっています。データ分析の対象領域と非対象領域の線引きや、データ分析の流れ、データサイエンスの基本用語が理解できるので、データサイエンティストとうまく話ができないという方にとって必携の1冊です。

分析力を武器とする企業

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著者 : トーマス・H・ダベンポート
出版社 : 日経 BP 社

各分野のデータ分析手法や応用例がハーバード・ビジネススクールらしくとてもキレイなフレームワークでまとまっています。沢山の事例に接することで大局を感じ動機づけが得られます。データ分析の組織導入のヒントも得られます。

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門

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著者 : ダレル・ハフ
出版社 : 講談社 ブルーバックス

世界中で売れたベストセラーにしてロングセラーの統計学入門書です。統計の基本概念(代表値・散布度 等)とグラフリテラシーを学ぶのに最適です。ベンジャミン・ディズレーリ―の余りに有名な「世の中に は3種類の嘘がある:嘘、大嘘、そして統計だ(”Thereare three kinds of lies: lies, damned lies, and statistics”)」という文句が腹落ちすること請け合い。ビッグデータブームに流されないためにも必携の1 冊です。

統計学が最強の学問である

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著者 : 西内啓
出版社 : ダイヤモンド社

タイトルは大げさですが、統計学が果たした画期的な成果を一望するのに良いテキストです。具体的に何かが「できる」ようになるわけではないですが、統計学を学ぶ動機づけには適しています。「できる」を求める方には、同著者の『統計学が最強の学問である(実践編)』及び『1億人のための統計解析』がお薦めです。

明解演習 数理統計 (明解演習シリーズ)

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著者 :小寺平次
出版社 :共立出版株式会社

確率の計算から推定、検定までの問題をタイプごとに丁寧に掲載してある問題集。知識の定着のためには最良の一冊でしょう。検定の部分に関してはは統計検定2級の勉強用として使うのもいいでしょう。数理統計の少し重たい計算も含まれているので目標に応じて問題を取捨選択してください。学部生なら全部やるべし。

初歩からの統計学 (数理情報科学シリーズ)

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著者: 馬場 裕
出版社: 牧野書店

統計学をデータの平均から仮説検定まで数式で理解しておきたい人にオススメ。あまり数学が多すぎると困るが、文章だけで理解したくない!という方は基本的には高校数学で学べてかつ、さほど分厚くなく、大学の半期15回程度の授業で終えることをイメージして作られているので短期的に学びたいひとは手にとってみましょう。

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