著者: 小島 寛之 出版社: NHK ブックス
社会人の多くが日常的に接する数字と言えば売上推移や会員数の増減、広告によるアクセス数の上昇度合等、「変化」をとらえる数字が多いと思います。ところで「変化」を捉えるための計算は基本的に「差(引き算)」か「比(割り算)」ですので、数学よりも算数こそが、大人が学ぶべき内容なのかもしれません。本書はそんな算数の魅力をこれでもかというくらい魅力的に伝えてくれる1冊です。業務で役立つことはもちろん、宇宙の仕組みや人間関係、経済問題にまで算数の発想が役立つと知ったら、読まずにいられなくなりませんか?算数はあなどれません。