権力の予期理論

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著者: 宮台真司
出版社: 勁草書房

90 年代に「ブルセラ社会学者」として颯爽とメディアに登場し、近年でも活躍・発言の場の絶えない社会学者、宮台真司の博士論文を刊行したものが本書です。「ブルセラ」の記憶が強い方には意外かもしれませが、本書は「権力」という概念を「ゲーム理論」を用いて定式化した純理論書となります。内容自体 も非常に興味深く かつ 社会学と数学の接点となる珍しいテキストですので、数学の応用やゲーム理論の応用について知りたい数学ファンの方にお薦めします。